インタビュー

【視覚とひと】Vol2-2:「勉強法」でベストセラーを叩き出す経営者の報われる努力の仕方

小倉百人一首競技かるた名人として3年連続その座を守る、粂原圭太郎さん。 今回は、彼のもう一つの顔、オンライン個別学習塾の代表としての粂原さんについて、迫っていく。 自身の勉強法・集中法について執筆した書籍はベストセラーにもなったり、前編でも語ったように競技かるたでは現役名人として活躍したりと、マルチに活躍しているので、何者と呼ぶべきかと悩むが、粂原さんの本業は、こちらのオンライン個別学習塾の代表だ。 経験や実績から培われた勉強法をもとに確実に成果を出してきた学習塾は、コロナ禍で様々ない生活様式が変わっていく中で、特に「オンライン」という形態がさらなる追い風になり、勢いはさらに増しているようだ。…
Eye Sight

【視覚とひと】Vol.1-2:海外生活10年で習得した「他人に負けない生き方」

人と違うことがしたい。 高校時代、優秀な同級生たちと比べられて、自信を失っていた自分を奮い立たせて決めた米国留学。 憧れの漫画『ご近所物語』の実果子のようにファッションデザインを学ぶことを決めた武藤里穂子さん。 親を説得し、やっと夢に見た留学生活を始めたが、現実はそう甘くなかった。 高校2年生の夏休みに見たお姉さんのニューヨーク留学の姿。勝手に思い描いていたキラキラした生活は、実際に足を踏み入れると一瞬で幻想と化した。 【視覚とひと】Vol.1-1:漫画に魅せられたミレニアム世代の行動力 想像していなかった留学生活と、負けず嫌いの意地 学生時代のファッションイラストレーション課題 高校卒業と共…

【視覚とひと】Vol2-1:マルチに活躍し現代を生き抜く成功者が語る「今軸で生きる」方法とは

今軸で生きているから、先の先まで考えることは得意じゃない。 競技かるたの名人とオンライン個別学習塾の代表という二つの顔を持つ粂原圭太郎さんは、テレビ出演や執筆活動もこなし、自身が経営する学習塾もコロナ禍でさらに注目が集まり、競技かるたの世界でも名人としてその座を守り続けている。 そんなマルチに活躍する粂原さんだが、先のことを考えるのは得意ではないと語る。 粂原さんのその華々しい経歴や肩書きからは少し意外ともいえる言葉だが、「今軸で生きる」という生き方は、粂原さんがかるたと向き合う姿勢そのものでもあった。 粂原さんのいう「今軸」で生きるとはいったいどんな生き方なのか。 今回は、粂原さんの「競技か…

【視覚とひと】Vol1-1:漫画に魅せられたミレニアム世代の行動力

どうせ戦っても勝てないし。 高校卒業と同時に、ファッションの世界に憧れてアメリカ・イギリスに10年間留学。 文化の最先端、ニューヨークやロンドンで業界をどっぷり学び、フリーランスとして活躍してきた武藤里穂子さんは、インタビューの冒頭から、その華々しい経歴とは意外な言葉を漏らしていた。 日本の田舎町で育った里穂子さんが経験した本場のファッション業界とその裏側のリアル。 そして、やりたいことの為になら、1人で全く知らない土地に留学してしまうほどの行動力と強靭な精神力を持ちながらも、一見闘志を感じさせないそのコメントの真意とは。 インタビューを進めるうちに、そこには29歳女性の等身大の「他人に負けな…
歌舞伎松竹梅

【楽しいを見つける達人】後編:60歳を過ぎて英国へ移住した女性の人生の楽しみ方 

2019年 「歌舞伎松竹梅」 田中弘子78歳 ケント州、イギリス 近年、東京オリンピック開催を視野に入れてなのか、イギリス国内では日本文化に関するイベントが特に多く開催され、これまで以上に日本文化への注目度は増していた。 2019年には大英博物館で、国外では最大規模のマンガにまつわる企画展「The Citi exhibition Manga マンガ」が催され、大盛況のうちに幕を閉じたそうだ。 また、新型コロナウイルスの感染拡大によってスケジュールが大幅に変更されたが、ロンドン市内の美術館、ビクトリア&アルバートミュージアムでも、着物にまつわる企画展「Kimono: Kyoto to Catwa…
hirokotanaka-osaraikai

【楽しいを見つける達人】前編:60歳を過ぎて英国へ移住した女性の人生の楽しみ方 

第29回おさらい会 田中弘子78歳 ロンドン  「楽しく生活をしていきたいし、していかねばと思いますね。」 故郷を遠く離れた異国の地、イギリスはロンドンで生きる一人の女性がいる。 彼女の名は田中弘子。歳は今年で80歳。 彼女の所作は優美で柔らかく、はんなり京言葉で優しく話す小柄で華奢な女性だが、とにかく元気でパワフル、そして何より人生において「楽しい」を見つける達人なのだ。 彼女がイギリスへ移り住んで、およそ20年。 その長さより、驚くべきは移住した当時の年齢だったのだ。80歳の女性が在英20年・・・ 彼女が第二の人生をイギリスで送ることを決意したのは60歳を過ぎてからだった。 縁もゆかりもな…

【ぼやけた世界】後編:画家Philip Barlowが20年間描き続ける美しさ 

画像 Philip Barlow 「近視」の人たちの視界を描いていると話題になった画家、Philip Barlow。 ピンボケした写真のようなその絵は、目が霞んだ時や、ぼやけた時に誰もが見たことがあるような光と色の境界線がない世界。 そんな抽象的な絵を描き続けるPhilip氏。 彼は世界各地で展示会を開くなど、ワールドワイドに活躍しながらも、その作品について、彼が込めた思いとは違った解釈をされることが多かったようだ。 彼の絵は決して「近視の世界」を描いたものではなかったのだ。 インタビューの前半では、彼の作風の原点、彼が何を捉えて描いているのか、など彼の作品づくりについて話を聞いた。 彼は本当…

【ぼやけた世界】前編:画家Philip Barlowが20年間描き続ける美しさ 

画像 Philip Barlow ひたすらに、ぼやけた世界を油絵で描くひとりの画家がいる。 それはまるでピントの合わない、ピンボケ写真のような絵だ。何を描いているのか、わかるようで、わからない。 なんとなくそれが街中なのか、海辺なのか、わかるけど、それがどこなのかハッキリしない。 だけど、どこかなぜか美しい。 彼の絵を見たら、きっとそんな風に思うだろう。 色や光を自在に操り、そんな抽象的な絵を、ひたすらに書き続ける画家、Philip Barlow。 日本でも数年前に話題になった彼の描く世界は、「近視」の人たちが見る世界だと言われることがある。また、彼自身が近視で、その絵は彼の見ている世界だと言…