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【癒しの灯り】見て感じて癒される!キャンドルの魅力を徹底解説

incense and white candles on a stool

30代、40代は子育て世代。あっという間に大きくなっていく子供たちとともに、日々のルーティンが決まっていきます。自分のことはどうしても後回しになってしまいがちな毎日。

でも、時には自分を甘やかす時間も大切です。そんな時、お勧めなのが「キャンドル」。

暖かい小さな光に、視線を預けるだけで心がほっと優しくなります。

香りや色を付けたり、形を凝ってみたりと、お子さんと一緒にキャンドルを作ってみるのも楽しいですよね。色んなキャンドルの魅力をご紹介しましょう。

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目を奪われる炎のアート キャンドルの歴史

キャンドルの光

ご家庭に必ずある「ろうそく」。

停電の時の臨時の明かりや、部屋の雰囲気を良くするための間接照明用など、いわゆる「照明」の役割が主でしょう。生活に密着している日用品だけあって、その歴史は紀元前までさかのぼります。

最初は「蜜ろう(ミツバチの腹部からの分泌物)」で作られたものだったと言われており、日本へは6世紀の奈良時代に、仏教とともに中国より伝来したと言われています。

その後、蜜ろうよりも価格が安く手に入りやすい、「獣脂」がヨーロッパでは主流となります。

しかし、良い香りで規則正しく燃える蜜蝋にくらべ、獣脂のろうそくは、30分に一回芯を切ることが必要で手間がかること、煙が多く不快な臭いがあるのが欠点でもありました。

またアメリカ大陸では、シロヤマモモの果実から採れたベイベリー・ワックスが高級ろうそくの原料となります。

香りがよく、油煙が少なく、17世紀頃には手造りのベイベリーろうそくがオーソドックスな照明として使われていたそうです。

更に、現代のろうそくへと繋がるパラフィン・ワックスが19世紀に発見されると、1850年代にイギリスで始めて「パラフィンろうそくが造られます。」

これ以降、世界のキャンドルの多くがパラフィンで作られるようになったのです。

日本でも、19世紀後半にはパラフィン・ワックスを用いた西洋ろうそくの量産が始まりました。文明開化とともにやってきたとも言えるでしょう。

華やかな西洋ろうそくと和みの和ろうそく

ろうそくは世界中で使用されていますが、国が違えば文化が違うように、ろうそくも「西洋ろうそく」と「和ろうそく」では違いがあります。

原料の違い

一般的に、「和ろうそく」の芯には和紙が使用されています。蝋そのものには、ハゼの実など植物性の油脂、大豆が原料のソイワックス、米糠を使った糠蝋、そして蜜蝋など、基本的に「植物油」が使われています。

一方、「西洋ろうそく」の芯は木綿糸が使われ、蝋は、パラフィン・ワックスです。

そういう意味では、「和ろうそく」は植物性のものが使われるということで、エコキャンドルでもありますね。また材料が違えば、炎のゆらぎもそれぞれ変わります。

和ろうそく

一般的に、「和ろうそく」の芯には和紙が使用されています。蝋そのものには、ハゼの実など植物性の油脂、大豆が原料のソイワックス、米糠を使った糠蝋、そして蜜蝋など、基本的に「植物油」が使われています。

まず「和ろうそく」の芯は、和紙を棒に巻きつけ、燈芯を一本一本巻いて作ります。

棒に巻きつけるのは、それによって芯の上まで空洞を作るためです。

その穴から空気を取り入れて、火を吸引するため、炎がゆらゆらと大きく揺らぎ、消えにくくなります。風がなくても炎が揺れるのは、芯から空気が流れているからなのです。

洋ろうそく

一方「西洋ろうそく」は安価で加工しやすいのが特徴です。

芯は木綿を使用し、燃えた部分をカットしていくなど、和ろうそくのように芯に工夫はありませんが、その分大量生産が可能となり、日常の様々な場面で使用されています。

匂いなどもあるため、エコの部分からみれば「和ろうそく」が良いでしょう。

しかし、加工できるという部分では様々な種類のキャンドルを可能にしました。

例えば、アロマオイルを加えて「アロマ・キャンドル」や植物などを入れ込み飾る「ボタニカル・キャンドル」。好きな色に染めて作る「カラー・キャンドル」など、手を加える楽しさがあります。

ろうそくと装飾

キャンドルと燭台

装飾という意味では、「和ろうそく」は、ろうそく自体に彩色を施していく彩色が主流で、日本独自の装飾画や、宗教的な意味合いがある装飾もあり、炎を灯すと厳かにさえ感じます。

「赤いろうそくと人魚」の童話のように、真っ赤な「和ろうそく」の挿絵を思い出す方も多いでしょう。

「西洋ろうそく」はキャンドルそのものに彫刻を施し、ホールを飾る大きな作品もありますが、キャンドルそのもを置く燭台もアートとしては魅力的です。

もちろん「和ろうそく」にも燭台は付き物ですが、西洋の場合は燭台に銀や金が使用され、凝ったデコレーションで飾られます。それ自体が宝飾として価値があるのです。

映画などで、豪奢なテーブルの上に置かれた三頭や五頭の燭台などをイメージされる方も多いでしょう。

ご家庭でも、ガラス細工の入ったホルダーや色のついたグラスなどに入れて食卓を飾るとよいでしょう。炎の光が反射して、テーブルの上も様々な表情を見せてくれます。

部屋の明かりだけではない、キャンドルの様々な役割

キャンドル

「キャンドル」というと、日本では停電の際の照明用や仏壇の灯りなどがイメージですが、他にも様々な用途があります。

太古に火が起こることを発見した後からは、「炎」は主に、肉を焼くために使用されてきました。

そこへ「蜜ろう」が現れてからは、夜を明るく過ごすために使用されるようになります。

それと同時に、今まで松明や焚火を使用していた、呪術や宗教的な行事にもろうそくは使用されるようになり、その名残を残しているのが、クリスマスのアドベンドやお盆の灯篭などです。

クリスマス・アドベンドは12月が始まった最初の週の日曜日から、25日までの毎日曜日に一本ずつキャンドルを灯してイエス・キリストの誕生を祝うというキリスト教の行事です。

お誕生日に年齢分のキャンドルをケーキにさして願い事を祈るのも古代ギリシャの女神にお祈りしたのが起源だとも言われています。

最近は、キャンドルに火を灯す時にに出る微量に水分にマイナスイオンが発生するという研究結果もあり、おうちに居ながら森林浴も味わえるかもしれません。最高の癒しですね。

親子で楽しもう!手作りキャンドル

手作りキャンドル

ご存じの通り、「ろう」は温めると溶けるもの。

その性質を使って、「手作りキャンドル」を楽しみましょう。初心者でも簡単に作れます。お子さんと一緒にチャレンジしてみてはいかがですか?

ここでは色付きのキャンドルの簡単な作り方をご紹介しましょう。

★材料

  • 鍋とボウル
  • 色付けのためのクレヨン(お好きな色一色)
  • ろうそく3合サイズ×4本(台座が付いているタイプがオススメ)
  • 紙コップ1個
  • 割りばし4本(芯を押さえます)
  • 輪ゴム1つ
  • ハサミとカッターナイフ
  1. まず、ろうそくを適当に割ってをボールに入れ、湯せんします。
  2. ろうそくが完全に解けたら芯を取り出しましょう。
  3. 芯をすべて回収したら、あらかじめ削っておいたクレヨンをボウルに入れます。
  4. 紙コップの真ん中に、回収した芯を割りばしで挟んで固定します。
  5. 割りばしにかからないように溶かしたろうを入れて、固まるのを待ちます。
  6. ろうが固まったら紙コップを切り離して完成です。

溶かしたろうはかなり熱いので、お子さんとの作業には注意が必要ですが、好きな色を選んだり、紙コップの側面をへこませたりして、形を変えるのも楽しいですね。

何より、親子で作ったキャンドルを食卓に飾ったり、間接照明として使うのも心がほっこりします。

是非、お試しください!

まとめ 炎のゆらぎを見る癒し

揺れる炎

最近はキャンドルの癒し効果を検証した結果も出ているようですが、やはり最大の癒しは、「炎のゆらぎを見ること」だそうです。

「ゆらぎ」とは、風が木々をそよがせたり、波が打ち寄せたり凪だりする自然の中のリズム。

私たちの鼓動も同じリズムを刻んでいます。何故かキャンドルの炎を見ていると癒されるのは、その「ゆらぎ」が脳内にα波を派生するからだそうです。

日常はデジタルな物に囲まれていて、正確に時を刻むものばかりです。

でも、家族のために使っている正確な時を少しだけ遅らせて、余った時間を自分のために使いましょう。その時は、そうぞキャンドルを灯すことをお忘れなく。

炎の「ゆらぎ」があなたの心をキャッチして、あなただけの「癒しの時間」をプレゼントしてくれますよ。

rihokomuto
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