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世界・日本・美術・医学の歴史を学べるビジュアル図鑑5選!

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歴史の知識は教養としてだけでなく、現代社会の仕組みをとらえたり、未来のあり方を考えるうえでも役立ちます。大局的にものごとを見るためにも、できれば若いうちから慣れ親しんでおきたいところでしょう。

とはいえ文章を追っていくだけの勉強法では、知識が身につきにくい上に、歴史を退屈なものだと感じて嫌ってしまうかもしれません。

その点、写真やイラストが豊富なビジュアル図鑑であれば、絵本を楽しむような感覚で歴史を楽しめるため入門書としてぴったりです。

本記事ではそんな歴史を学ぶのにおすすめのビジュアル図鑑を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

歴史を学べるおすすめのビジュアル図鑑5選

person holding a book
Photo by Rachel Claire on Pexels.com

歴史を学べるビジュアル図鑑のなかでも、特におすすめなのが以下の5冊です。

  • ビジュアルマップ大図鑑 世界史
  • ビジュアル歴史図鑑 20世紀
  • 超ビジュアル!日本の歴史大事典
  • 美術の物語
  • 医学の歴史大図鑑

ここからはそれぞれの図鑑の特徴やおすすめポイントについて詳しく解説をしていきます。

『ビジュアルマップ大図鑑 世界史』スミソニアン協会

人類500万年の壮大な歴史を、時系列で並べられた162のテーマと地図・写真・イラストで分かりやすく辿れるのが『ビジュアルマップ大図鑑 世界史』です。

監修は研究所・博物館群として世界最大のスミソニアン協会。

掲載されている地図には詳細な文字情報とともに、直感的な理解をうながす図解とカラーが施されており、具体的なイメージを追いながら世界の歴史を楽しく学べます。

この点はデジタル教材にはない強みでもあり、ページを広げればいつでもどこでも、視覚的な時間旅行を楽しめるでしょう。

文章だけを追っていく歴史書と比べて、情報が記憶に定着しやすいのもメリットです。

取り扱っている地域は、教科書などで中心的に語られることの多いヨーロッパはもちろん、アジア、アフリカ、アメリカ、オセアニアなど幅広く押さえられています。

また多様な文化や地理的背景も、解説と写真などのビジュアルを通じて学ぶことができ、さまざまな角度から歴史をとらえることが可能です。

またパレスチナなど現代に通じるテーマについても扱っており、世界史や世界的な問題をより身近に感じることができるでしょう。

小学生から大人まで、世代を選ばず新たな学びが得られる世界史ビジュアル図鑑の決定版といえます。

『ビジュアル歴史図鑑 20世紀』R.G.グラント

『ビジュアル歴史図鑑 20世紀』は、激動ともいえる20世紀から現代までに起きた107の出来事を、それぞれ見開きで解説するビジュアル図鑑です。

掲載されている写真は1500点にものぼり、視覚的な見ごたえは抜群。

世界大戦、プラハの春、ロックンロールの流行、ベルリンの壁の崩壊、9・11といった重要な出来事の数々が、当時の写真で絵コンテ風に解説されていくため、まるで雰囲気を疑似体験をするような感覚で理解を深めてくことが可能です。

現代がいかにして「つくられたのか」を実感として学べるでしょう。

また航空機・音楽・医療など20〜21世紀を象徴する10のテーマがピックアップされており、それぞれの出来事を結びつけながら、大きな歴史観を得られる仕組みになっています。

小学生までは親御さまと一緒に、中学生からは一人で楽しむことができ、何度も繰り返し目を通すだけの価値があります。

具体的な歴史上の出来事を知ることで「現代」や「未来」を見る目も大きく変わるかもしれません。これからの歴史をつくっていくお子さまにも、おすすめのビジュアル図鑑です。

『超ビジュアル!日本の歴史大事典』矢部健太郎

Amazon 商品ページ

『超ビジュアル!日本の歴史大事典』は縄文時代から昭和までの日本史を、大迫力のイラストとともに学べるビジュアル図鑑です。

内容は分かりやすさが重視されており、ざっくりとした歴史の流れを、要点をつかみながらスムーズにたどれます。お子さまが歴史を学ぶ入門書として、好奇心を持ちながら読み進めることができるでしょう。

もちろん大人が読んでも興味深い内容のため、親子で一緒に楽しむことが可能です。

登場する重要人物は250人。それぞれのキャラクターをつかみやすいように、人物プロフィールに加えて、能力を3段階で示すパラメーターや、イラストのデザインが工夫されており、過去の人物たちにも自然に親しみをもつことができます。

歴史の名場面もCGでリアルに再現されており、目で見て楽しむところから、歴史に興味をもつきっかけにつながるかもしれません。他にも地図・写真などのビジュアルが豊富に掲載されていて、臨場感たっぷりに日本の歴史的な出来事の理解を深められます。

また現在でも見ることのできる史跡・道具などの紹介もあって、所蔵場所も記載されているため、より発展的に学びを広げていくうえで役に立つでしょう。

「史実かどうかの根拠が曖昧ではあるものの面白い情報」については、それと分かるようにコーナーが設けられており、学問的に誠実な姿勢がつらぬかれているのも嬉しいポイントです。

『美術の物語』エルンスト・H・ゴンブリッチ

『美術の物語』は累計800万部以上という世界的なベストセラー。440点もの絵画作品をながめながら、美術の歴史を総覧することが可能です。

最も古い美術作品である洞窟壁画から、現代アートにいたるまで、壮大な美術史をストーリー仕立てで楽しむことができ、読み物としても抜群のクオリティを誇ります。西欧の美術だけにとどまらず、中世のイスラムや中国の美術についても触れているなど、この一冊で幅広い美術の知識を深めることが可能です。

美術の技術・モチーフ・価値観などの変遷は、より大きな世界の歴史とも結びつきが強いため、両者を一緒に学ぶことでより奥行きのある知識を得ることにもつながるかもしれません。

また収録されている美しい絵を眺めるだけでも、審美眼を養ったり、美術そのものに興味をもつきっかけになるでしょう。

最近よく話題になる「アート思考」という言葉が示すように、美術鑑賞は単なる教養にとどまらず、アイデアをふくらませたり観察眼を鍛えたり、といった知覚・思考のトレーニングにもぴったりです。

コロナ禍で美術館に行くことが困難な今だからこそ、お子さまに美術作品を鑑賞する楽しさを教えたいという方におすすめのビジュアル図鑑といえます。

『医学の歴史大図鑑』スティーヴ・パーカー

『医学の歴史大図鑑』は人体と医療にまつわる歴史を、550点の図版で視覚的に学べるビジュアル図鑑。

古代エジプトの医学から、中世ヨーロッパで大流行したペスト、最先端のナノ医療まで、トピックごとに見開きでくわしく解説されています。

5万年の医学の歴史を時系列順に追うなかで、人類の歴史がつねに病との闘いだったことが分かるでしょう。

わかりやすい文章を、写真・絵画・CG図解などの豊富な図版が臨場感たっぷりに補足しているので、肩肘を張ることなく楽しみながら読み進めることが可能です。

巻末には用語解説もついているため、医学の入門書にぴったり。お子さまが医療をより身近に感じるきっかけとしても役立ちます。

さらに手術用器具・顕微鏡といった医療用機器、ウィルスとその仕組み、医学分野の重要人物なども幅広く紹介されており、広くて深い医学の知識が身につくでしょう。

現代の医療が決して万能ではないことを、多くの人が実感しているコロナ禍だからこそ、読む価値のあるビジュアル図鑑です。

まとめ 「目」で歴史を追体験しよう

以上、歴史を学べるおすすめのビジュアル図鑑を5冊紹介しました。

ビジュアル図鑑なら写真・イラスト・絵画などの視覚情報を通して、まるで追体験をするように歴史を学ぶことが可能です。

過去の出来事に対してリアリティを持つことができるため、より強い興味をもって、自分なりの歴史観を形成していけるでしょう。

また「目で学ぶこと」の楽しさを知ることで、いま目の前で起こっていることに対しても、より深い洞察が得られるかもしれません。

本記事の内容を参考に、ぜひ親子で一緒に楽しめるビジュアル図鑑を入手されてみてはいかがでしょうか。

rihokomuto
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